新しいタイアップ・コンテンツのご案内

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課題解決ストーリー「ソルバ!」をご覧いただき、ありがとうございます。
編集長の小越(おこし)です。

私はこれまで、たくさんのコンテンツ制作に携わってきました。
書籍、雑誌、オウンドメディア、コーポレートサイト、ランディングページ、プレスリリース、ファクトブック……

まずは、その中で見つけたストーリーづくりのキモを、少しだけお伝えします。
特に「企業のメッセージをわかりやすく伝えたい」とお考えの方には必ず役立つ3つのメソッドです。

ソルバ!流ストーリーづくりのメソッド

企業発信のコンテンツはわかりやすさが命です。

単に文章や図のわかりやすさ、というだけではありません。
企業が何を大事にして、そのためにどんな取り組みをしているか、理解を深めてもらうのは本当に大変です。

企業のWebサイトやプレスリリースは、商品・サービスの告知や宣伝、あるいは説明に終始しているケースが少なくありません。
これでは、よほどのファンか、商品の必要に迫られている人でない限り関心を抱かないでしょう。

そこで、役立つのが課題解決ストーリーのフレームワーク。

「ソリューション」と表現されるとおり、商品・サービスは社会に顕在・潜在する課題の解決策です。

なぜその商品が必要だったのか?
今の社会にはどんな課題があるのか?
何を解決するとよりよい社会になるのか?

商品・サービスの説明から入らず、まず前提を共有します。

すると、読者は文脈の中で商品・サービスの意味を理解します。
表面的な理解もさることながら、ハラオチ度がまったく違うわけです。

数百年受け継がれる「起承転結」のフレームワークを、プロのライターは必ずしも信用していません。
「起承結」「承転結」いやいや「起結承転」だ、といろいろなことを言う人がいます。

私自身は「起承転結」がスタンダードだと考えています。
ただし、もっとも重要なのは「承」です。

実際にソルバ!で掲載した課題解決ストーリーを例にお話します。

変化した「夫婦のお金のルール」。家計簿もプライバシーが大事な時代

自分だけのお金と家族のお金を同時に管理できるという家計簿アプリのリリースでした。起承転結を簡易的にまとめると、次のようになります。

「へそくり」という言葉がわざわざあるほどですから、夫婦のお金はオープンにするのが当たり前、という価値観が確かにあります。「夫婦のお金のプライバシー」という問題提起は、一瞬考えさせられる切り口です。

大きなテーマや背景(この場合は共働きの増加→家計管理の変化)を、いかに独自の切り口で承けて、課題を設定するか(夫婦でもお金のプライバシーがある)。

「承」こそが企業の知恵であり、関わる人たちの情熱が明確に現れる、課題解決ストーリーの最重要ポイントです。

ユニークで納得感のある「承」さえ立てられれば、「転」(新しい家計簿アプリ)「結」(アプリによるベネフィット)へ、ストーリーは自然と落ちていくのです。

言いたいことを詰め込んで、結局言いたいことがよくわからない…。そんなコンテンツを本当によく見かけます。

ストーリーづくりは「版画」だと考えてください。

浮世絵のような多色刷りの版画は、色別に版木が彫られています。

いくつものレイヤー(階層)が重なって、はじめて美しい絵となるわけです。
順番を入れ替えたり、色をまぜこぜにしてはいけません。

企業のストーリーづくりもレイヤーが重要です。
サービスのコンセプト、実現するための手法、ミッション・ビジョン…
これら異なるレイヤーを一緒くたにすると、話が散らかっている状態になります。

色々伝えたい気持ちを抑え、まず要素を分解しましょう。
コンパクトなレイヤーをつくり、丁寧に重ねていきます。
版画で色別に版木を彫り、一枚ずつ刷り重ねる作業と同じです。

ソルバ!では多くの記事で4コマのビジュアルを使っています。
これは要素を適度に絞りこみ、レイヤー構造のストーリーをつくる上で有効であることが、大きな理由です。

御社の課題解決ストーリーを、私たちと一緒につくりませんか?

ソルバ!では、上記のようなメソッドを活かし企業のコンテンツ制作をお手伝いしています。

コーポレートサイト/プレスリリース/ファクトブック/採用サイト/ランディングページ/オウンドメディア

4コマやビジュアルストーリーといったソルバ!流の表現に仕立てることも、目的に合わせ別のフォーマット(文章主体の記事はもちろん、動画やマンガも可)で構築することも可能です。

練り上げた課題解決ストーリーは表現を調整した上で、ソルバ!にも掲載させていただきます。

媒体側のスタイルに合わせるのではなく、まず御社の情報発信に最適なコンテンツを作ります。そのうえで、ソルバ!流にもコンテンツを料理し、2方向から情報発信できる新しい形のタイアップです。

メッセージをわかりやすく伝えたい
理解を深めたい/ハラオチさせたい
とにかく情報発信の質を高めたい

といった課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

必ず、何かのヒントをご提供させていただきます。

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