変化した「夫婦のお金のルール」。家計簿もプライバシーが大事な時代です

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皆さんは、夫婦のお金をどのように管理しているでしょうか? または、どうするのが一般的だと思いますか?

「そりゃあサイフは妻が握って、夫はお小遣い制だ」

そんなイメージを持っている方は、イマドキの感覚とはずれているかもしれません。今や全夫婦の2/3以上が共働き世帯(独立行政法人労働政策研究・研修機構調べ)。ミレニアル世代を中心に、「夫婦のお金のルール」は変わっているのです。

4コマで課題解決ストーリー

今回の主役、株式会社OsidOriの分析によれば、『ミレニアル世代の共働き夫婦のお金のルールは、昔ながらの「お小遣い制」ではなく「分担制」』とのこと。

分担制では、
・共通口座に夫婦がそれぞれ決められた金額を入れる
・家賃や食費等の費目を担当制で支払う
といった家計管理がとられ、残った分は個人のお金として自由に使います。

他社の調査でも夫婦共働き(両方フルタイム)の家庭のうち25.3%が「家計を分けて管理している」とのデータがあります(明治安田生命 「家計」に関するアンケート調査(2018年))。夫婦のどちらかが家計のすべてを管理する方法は、必ずしも当たり前ではないのです。

ひとつの家計でやりくりする場合と比べ、分担制では当然お金の管理が煩雑になります。

また、『ダブルインカムゆえに「家族のお金も、個人のお金も両方大事」という意識が強くあります』と分析。夫婦であっても「お金のプライバシーを担保したい」とのニーズをとらえた点が、この課題解決ストーリーの大きなポイントです。

家計管理を効率よく行うためには家計簿アプリが便利。しかし、従来の1人用アプリを夫婦2人で利用すると、購買情報など個人のお金が丸裸になり、プライバシーを守れません。また、それぞれ家族に支出する際の精算に手間がかかったり、夫婦が別々に貯金をしていて家族の資産形成が見えない、といった問題もあります。

そこで同社は、ミレニアル世代の共働き夫婦に合わせたお金の管理・貯金アプリ「OsidOri(オシドリ)」をリリースしました。

夫婦がそれぞれ管理する自分専用ページと、一緒に管理する家族のページを使えるのが大きな特徴です。前者では、自分のお小遣い口座やクレジットカードなどを管理します。夫婦が見られる後者では、共同の口座や教育費、生命保険などの収支を管理。家族のための貯金管理機能も備えています。

個人の口座やカードから家族のために支出した金額は、その分だけ家族用のページで簡単に情報共有できます。自分専用ページはパートナーから見えず、個人の口座をすべて見せる必要もありません。

同社はアプリのリリースにあたって、次のように述べています。

仕事に家庭に忙しい夫婦のお金の手間や悩みを解消し、幸せなオシドリ夫婦に繋がるように、「OsidOri(オシドリ)」をリリースします。

時代に合った家計管理のソリューションを通して、家族の幸せな時間を手助けすることを目指しています。ユーザーのベネフィットを見据えた課題解決ストーリーでした。

 

●プレスリリース原文
「夫婦」のお金の管理・貯金アプリ『OsidOri (オシドリ)』リリース

●公式サイト
お金の管理・貯金アプリ『OsidOri (オシドリ)』

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