[4コマ]IoTセンサーとクラウドで積雪を監視。会津若松市などで今冬、大規模実証実験へ

Pocket
LINEで送る

IoTが社会のあらゆる仕組みを変えようとしています。

今回は、IoTで雪国の暮らしを快適にする課題解決ストーリー。ますますの少子高齢化、労働力不足が予測される日本で、大きなインパクトになり得る実証実験です。

4コマで課題解決ストーリー

課題解決ストーリーを詳しく

日本は国土の半分、およそ2000万人が豪雪地帯で暮らしているといわれます(国土交通省「豪雪地帯・特別豪雪地帯の指定」)。当然、「除雪」は雪国で生活する人の大きな課題です。
全国的な人口減少や高齢化によって、今後、自治体職員や地域住民の負荷は高まると考えられます。

除雪を効率よく行うためには、除雪車をICT化するなど作業そのものの改善が行われています。今回はその手前、「積雪量」の把握に着目したところがミソです。

積雪量は従来、自治体職員や住民が目視で確認していました。早朝や深夜に見回りが行われることもあり、それだけでかなりの負担となります。

今回の実証実験では、IoTセンサーで積雪の深さを計測し、クラウドシステムを用いて、24時間、状況を監視します。

スマホやパソコンにリアルタイムで送られる情報をもとに、除雪車の運行管理ができます。降雪から除雪までのスピードを大きく向上さられるというわけです。

人的負荷が軽減されるだけでなく、天候の急激な変化にも対応しやすくなります。

ネットワーク型積雪深センサーを株式会社Momoが、クラウドシステムをアクセルマークが開発。
本年度は30自治体を対象とした大規模な実証実験を行う予定で、既に会津若松市での実施が決定。2020年の積雪シーズンでの商用化を計画しています。

●ニュースリリース原文

アクセルマークとMomo、IoTセンサーを用いた積雪深計測の大規模実証実験の実施を決定

●参考サイト

アクセルマーク

Pocket
LINEで送る

社会カテゴリの最新記事