地球の風を知る


すっきりしない天気が続いている。今年の梅雨入りは、例年になく早いという。どうやら、偏西風の吹き方がふだんとは違うらしい。

「記録的な早さの梅雨入り カギは偏西風 梅雨明けも早いの?(5/18毎日新聞)」

皆さんは「偏西風」とは何かを説明できるだろうか? これを機会に、地球で吹く大きな風の流れをおさらいしよう。

地上に吹く風は、恒常風と季節風がある。

恒常風は、一年中ほぼ同じ方向に吹く風であり、偏西風と貿易風が代表的だ。
偏西風は、緯度が35〜65度の地域で西から東へ吹く恒常風。日本は北緯20〜46度に位置しており、偏西風の影響を大きく受けている。

いっぽう貿易風は、緯度が30度以下の地域で、東から西へ吹く恒常風だ。

季節風は文字通り季節によって向きが変わる風で、夏は海から陸へ、冬は陸から海へ吹く。南アジアやインド洋ではモンスーンと呼ばれる。

では、なぜこのように地球の風向きが決定されているのか? 地形や気温などさまざまな要因が重なっており、ここで詳しいメカニズムを解説するのは難しいが、2つだけポイントを紹介しよう。

ひとつめは「低気圧と高気圧」の分布。風は気圧が高いところから低いところへ向かう。

ふたつめは「地球の自転」だ。私たちは感じられないが、地球は猛スピードで東へ回転している。そのため日本が位置する中高緯度の地区では、南から北へ向かう風が東方向へ曲げられて偏西風となるのだ。

●参考
進研ゼミ高校講座
https://kou.benesse.co.jp/nigate/social/a13z0303.html
NHK高校講座
https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/chigakukiso/archive/resume029.html


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