企業と「アルムナイ」の関係が、見直されつつあります。
アルムナイとは英語で「企業の卒業生・OB/OG・退職者」のことで、特に人事や採用の分野で注目を集めるキーワードです。
事情があって別れたとはいえ、一度はともに働いた仲間との関係は、大事にしたほうがお互いのためになりそうです。アルムナイ特化型SaaS『Official-Alumni.com』とコンサルティングを提供しているハッカズークの課題解決ストーリーをお届けします。
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みなさんは、会社を辞めてしまった元上司・元部下と連絡をとることはありますか?
または、自分が辞めた会社の元上司・元部下とどのように付き合っているでしょうか?
距離の近い元同僚とは気軽に付き合えても、上下関係のある元上司・元部下に声をかけてよいものか…
退職したときの気まずさもあり、ちょっと迷ってしまうところです。
しかし、ハッカズークは次のように指摘します。
転職が日本より多いアメリカでは、退職をしてもつながりが継続されるのが当たり前です。
どんどん転職が当たり前になってきている昨今の日本でも、こういった考え方が広まってきています。
確かに企業にとっては、風土や文化も含めて自社をよく知る「外の人」は貴重な存在です。
アルムナイにとっても、退職したことで培った人間関係を断ってしまうのは残念でしょう。
ハッカズークによれば、古巣企業とアルムナイがつながることで、つぎのような良い関係ができます。
- アルムナイが古巣企業にサービスを発注する
- アルムナイが古巣企業に対し、サービスのフィードバックをする
- 副業を探しているアルムナイや、フリーランスになったアルムナイに、企業が業務委託で仕事を依頼する(お互いのことをよく分かっているためスムーズ)
- アルムナイの紹介で人材採用する
- アルムナイと再会したことでモチベーションがアップ
(活躍しているアルムナイの話をきくことで、自分の現在の仕事が外で活きることの証明となる)
そこでハッカズークと、個人向け名刺アプリ「Eight」を提供するSansanがイベントをプロデュース。
「1年以上会っていないかつての上司と部下」を対象とした再会のイベント「ALUMNIGHT(アルムナイト)」の開催を決定しました。
【上司×部下】協力型クイズゲームで空いていた距離を縮め、ビールを片手に大いに語らい、最後はEightで名刺交換します。開催概要はこちらからご覧ください。
ハッカズークが見据えるのは、「働き方改革」ならぬ「辞め方改革」です。
退職時の上司の対応(感情的に怒ったり、過度な引き止めをしたり)が、アルムナイとの関係を大きく左右します。
退職者=裏切り者の時代はもう終わりました。
アルムナイと企業の双方が、「良い辞め方」「良い送り出し方」を考えるときです。
●プレスリリース原文
名刺アプリ「Eight」×ハッカズーク「Official-Alumni.com」、ビールを片手に辞めた会社の上司・部下が再会する「ALUMNIGHT(アルムナイト)」を9月26日に開催
●参考サイト