AIが大量の発言を解析し合意形成を支援する「D-Agree(ディー・アグリー)」

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AGREEBITは、合意形成を支援する世界唯一のサービス「D-Agree(ディー・アグリー)」の正式提供を開始しました。AIがオンライン上の議論をファシリテートし、意見を集約します。

 

 

多様な意見を出し合い議論することは有意義ですが、一カ所に集合できない場合もあるし、できたとしても限られた時間で全員が発言することは難しいもの。

オンラインならば、24時間、非対面で議論を進め、たくさんの意見を集められます。ソーシャルメディアやチャットツールが当たり前になった今、そのメリットを実感している方は多いでしょう。しかし、議論を発展させてよりよいアイデアを得るためには、意見を集めるだけではなく、適切なファシリテーションが必要です。

「D-Agree」は、これまでにないアイデアを効率よくうみだし、多くの課題を解決するツールになるかもしれません。

人工知能が自動的に議論をファシリテートするため、時間の制約を受けずに、大規模な意見の収集が可能になります。集まった意見は、AIが解析し、適切に誘導することで議論を深めていきます。

例えば、広く発言を促したり、いくつか同じ方向の意見が出たら視点を変えるように発言をしたり、深堀りしていったり、人間のコメントを補足したり、といったファシリテーションを行います。

実際の活用事例も。アフガニスタンでは「D-Agree」を活用し、市議会などで1万人以上が参加するオンラインの議論が行われました。合意形成された意見のなかから、実際の政策が決定されています。

「多様な発言の関連性を見抜くのが、人間より上手になりつつあることが、人間のファシリテーターよりたくさん意見を引き出せる要因のひとつ」と、AGREEBIT代表取締役/CEOの桑原 英人氏。これまでになかったアイデアが、人間とAIファシリテートからどんどんうまれてきそうです。

なお、「D-Agree」はAI・集合知研究において国際的権威者である伊藤孝行(京都大学大学院情報学研究科教授、情報処理学会フェロー等)研究室の研究成果をもとに開発されています(国際特許(国際出願番号 PCT/JP2019/31183)取得済み)。

●プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000059668.html

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