NPO法人eboardは、オンライン学習の課題を解決する映像授業字幕「やさしい字幕」を 2021年夏に公開する。コロナ禍で学習機会を得られないろう・難聴児や、外国につながる子ども、認知や発達の課題から学習面での困りごとを持つ子どもが主な対象となっている。
eboardは、全国的な休校となった2020年春のコロナ拡大時に、ICT教材eboardを全国100万人以上に届けた実績を持つ。
そのなかで、聴覚障がいや日本語支援が必要な子どもに配慮されたオンライン教材が、社会的に不足しているという課題を発見。秋には、小学校高学年と中学校の映像授業約1600本に「やさしい字幕」をつけるプロジェクトをスタートさせた。
字幕の表示量を調整し、言葉や文章構造を簡素化することで、内容を理解しやすくなる。自動翻訳で得られる外国語字幕の精度も上がるなど、幅広い学習支援の活用が期待されている。
●プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000070582.html