ペットが亡くなった後、火葬して遺骨を手元に置く人が多いと言います。しかし、時間が経つほどに遺骨の管理は難しい問題に。ペットロスの気持ちに寄り添いながら、現実的な課題を解決するアイデアを、福井県に本社を置く株式会社三和商会 バイオマス事業部のプレスリリースから。
4コマで「ペットロスと遺骨管理」の課題解決ストーリー
課題解決ストーリーの詳細
株式会社三和商会は2020年12月、生分解性のペット用骨壺「はなおり」を発売した。素材はお酢とコットンを減量とする酢酸セルロースで、骨壺を土に埋めると数年で分解する。
ペットの遺骨をまずは身近に置き、自分のタイミングで樹木葬ができる。
同社の調査によれば、ペットが亡くなったときの対応でもっとも多いのが「火葬し遺骨を保有する」という選択。亡くなったあとも一緒にいたい、遺骨を側に置きたい、と願うのが飼い主の心情だ。
いっぽうで時が経ち、気持ちが落ち着けば、次のような理由から遺骨の保管や扱いを考え直す飼い主もいる。
- 自分たちが亡くなった後はどうするかが不安
- 骨壷がインテリアと合わない
- 骨壷が増えて置き場所に困る
しかし納骨堂などに遺骨を納めると、存在が遠くなってしまう。
そこで同社は、土に還る骨壷「はなおり」を開発した。
同社は次のような利用を提案している。
- 「はなおり」に遺骨を収骨し部屋に置く
- 気持ちの整理がついたら、はなおりの上に土を置き、ペットとの思い出の花などを育てる
- 2週間ほどで「はなおり」を庭に埋めて樹木葬に
- 骨と「はなおり」は数年で土に還り、花を咲かせる。部屋に遺骨を置かなくても、身近にペットを感じられる
価格は7,000円(税別)。同社のオンラインショップで購入できる(販売店も募集中)。
プレスリリース原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000070568.html