[4コマ]スタイリストの知識レベルを見える化する測定試験をスタート〜エアークローゼット、バンタンなど〜

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好みや体型に合わせて、プロのスタイリストがコーディネートしてくれるパーソナルスタイリング。定額制のファッションレンタル「airCloset」など、パーソナルスタイリングを取り入れた便利なWebサービスの成長もあり、今後広く普及していく可能性があります。

過渡期にあるビジネスだからこその課題を、業界団体の「JaPPA(一般社団法人日本パーソナルスタイリング振興協会)」が提起しました。

4コマで課題解決ストーリー

プレスリリース原文

課題解決ストーリー詳細

海外ではパーソナルスタイリングECのSTITCH FIXが人気。日本でも2017年、株式会社エアークローゼットが同様のモデルでpickssを立ち上げました。「プロのスタイリストがアイテム5点を選びます。自宅で試着後、気に入ったら購入、それ以外は返品OK(公式サイトより)」のサービスです。

2015年にスタートし、ユーザー数を伸ばしているファッションレンタルの「airCloset(株式会社エアークローゼット)」も、スタイリストが選んだ服を借りられるサービス。パーソナルスタイリングは、今後さまざまな形で活性化が見込まれるジャンルです。

そんな中で、業界団体のJaPPAは次のように問題提起しています。

これまで、身体のサイズやファッションの悩み・嗜好に基づき、一人ひとりのお客様に合うスタイリングを提案する「パーソナルスタイリング」の知識には客観的な評価基準がありませんでした。

このため、「パーソナルスタイリング」への需給は存在するものの、ビジネスモデルの透明性が不足するとともにサービスの適正価格が不明確でありビジネスの場として確立しづらい市場環境がありました。

(プレスリリースより)

そこで有識者が集い測定基準を検討し、「TOPSS」の試験を創設しました。多方面の専門家が知識と経験を持ち寄り、問題作成にあたっています。

参画する企業、団体は以下の通り。

【 教育機関 】
滋慶学園グループ
総合学園ヒューマンアカデミー
ドレスメーカー学院
バンタンデザイン研究所(株式会社バンタン)
文化服装学院
学校法人日本教育財団モード学園(東京・大阪・名古屋)

【 協会・団体等 】
一般社団法人イメージプロデュース協会
株式会社エアークローゼット
一般社団法人国際スタイリングカウンセラー協会
一般社団法人国際ファッションエデュケーション協会/服育
一般社団法人新パーソナルカラー協会一般社団法人日本流行色協会

測定試験により、スタイリストの知識レベルの目安が示されます。

受験者側は今後キャリアパスの一要素として活用することや、企業側も一つの採用基準の指標とすること、また学校団体によるカリキュラム導入するなど、『TOPSS』が多方面に活用される世界を目指します。

(プレスリリースより)

目指すのは、パーソナルスタイリングのTOEIC。

『TOFEL®️』などの試験配信、および試験開発の支援で実績を持つプロメトリックと協業。適切な作問プロセスやルールのノウハウ共有、問題数のアドバイスなどトータルでサポートを受けました。

活性化が見込まれるパーソナルスタイリング市場の基盤を整備、透明化することで、業界全体の活性化を目指します。

試験概要など詳しくはプレスリリースをご覧ください。

●参考サイト

プレスリリース原文

JaPPA公式ページ

プロメトリック『TOPSS』専用ページ

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