【特集】一人当たりGDPとは? 国別ランキングも

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日本はGDP世界第3位の経済大国ですが、しばしば問題になるのが一人当たりGDP。何を示す指標なのか、詳しく見ていきましょう。

4コマで「一人当たりGDP」

解説

GDP(Gross Domestic Product)は国民総生産。国内で「新たにうみ出されたモノやサービスの付加価値」と定義されます。
詳しくは「GDPとは何か? なぜ経済の重要な指標になる?」をご覧ください。

一人当たりということは、GDPの総額を人口で割った額、という理解でよいのでしょうか。

そのとおりです。一人当たりのGDPが大きいほど、生産性が高いということ。生産して稼いだお金は、所得として配分されます。一人ひとりの生活は豊かになります。

GDPの総額が大きくても、人口が多い国は豊かとは言えないですね。逆に少ない人数で、たくさん稼げる国の国民は豊かであると。

はい。日本はGDP世界第3位の経済大国。しかし、一人当たりのGDPは25位にとどまっています。
デジタルの活用などで、生産性を上げようという議論が活発です。その指標が、一人当たりのGDPとなるわけです。
参考:世界の1人当たり名目GDP 国別ランキング・推移(IMF)

まとめ

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