資本主義の社会で生きるなら「資本」とは何か? を考えよう | ソルバ!

資本主義の社会で生きるなら「資本」とは何か? を考えよう

経済

私たち日本人をはじめ、世界の多くの人は資本主義の社会・経済で生きています。昨今では、その問題点が議論されることも多くなりました。では、皆さんは資本主義の中心的な概念である「資本」を、正しく説明できるでしょうか?

4コマで「資本」

解説

新聞やテレビをみていると「資本主義の限界」など、現状の社会に対する議論が増えてきたように思います。けれど自分をかえりみると、「そもそも資本主義とは何か?」を、ちゃんと理解できていなかった気がします。

資本主義の「資本」をどう説明しますか?

うーん。うまく答えられませんね…。「資本金」とか「体が資本」とか、そんなふうに耳にすることはありますが…

資本は、ひとことで言えば商品やサービスを生産し、価値をうみだす仕組みのことです。
1杯のビールを生産するためには、どんな仕組みが必要か考えてみましょう。

商品として生産するなら、まず工場を建てますね。そして、ビールを醸造できる機械を用意します。原料の小麦やホップも。

そのとおり。原材料や工場、機械といった「生産手段」が資本です。生産手段を新たに調達するのであれば、何といってもお金が必要になります。ひいては事業の元手となるお金も資本なのです。

なるほど! 「価値をうむ仕組み」が理解できました。

ちなみに、商品を生産するためには、まず生産拠点となる「土地」がなければいけません。手に入れた土地にビール工場を建てても、働く人=「労働」がなければビールはつくれません。
経済学では、土地、労働、資本を生産の3要素といいます。

資本主義は資本、つまり生産手段を中心に回っている社会や経済という意味でしょうか?

はい。少し歴史をさかのぼると、わかりやすいと思います。
資本主義以前の社会は「封建制」といって、王様や貴族など特権的な身分の人たちが民衆を支配し、富を握っていました。
これに対し、資本主義の社会では生産手段を持ち、うまく活用する者が富を得ます。自由で公平な社会の下、行動を制限されたり、財産を奪われることもなく、身分に関係なく経済活動を営みます。

問題はあるにせよ、資本主義によって社会が豊かになった理由が、少しわかりました!


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